非正規雇用とは

非正規雇用とは

非正規雇用とは、平たく言えば正社員以外の仕事をしている人を指します。これはアルバイト、パート、派遣社員、期間雇用といった人たちのことです。現在の日本ではおよそ1,900万人の人が非正規雇用で働いていると言われています。日本全体で働いている労働者は約5,200万人で、そのうちの1,900万人ですから、半数近くが非正規雇用で労働しているのです。

 

非正規雇用の特徴としては、生涯賃金を正社員と比べたとき、約2億円近い格差が生まれるということ。しかも雇用される期間が短いために、最長でも3年以内には雇用契約を切られてしまうため、不安定な生活をずっと強いられるということがあります。

 

私も過去にとある会社で契約社員として働いていましたが、最初はアルバイトでした。

 

その後に契約社員へ雇用形態を変更していただいたまでは良かったのですが、会社が請け負っている仕事がなくなったため、契約社員になって半年後に私は雇用契約を打ち切られました。

 

このように、非正規雇用で働くということは、キャリアアップの機会にほとんど恵まれず、また、ひとつの職場で働いていても、いつ雇用契約を切られるかわからない状況で働かなくてはならないという負の連鎖が発生するのです。
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